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『姫ちゃんのリボン』(ひめちゃんのリボン、ラテン文字表記 - 『HIMECHAN NO RIBON』、または『HIMECHAN NO RIBBON』〔「リボン」のラテン文字表記には、『りぼん』の公式表記に合わせたローマ字表記の「RIBON」と、英語表記の「RIBBON」の2通りがあり、メディアによって表記にはゆれが見られる。本作連載当時の『りぼん』のふろくなどでは『HIMECHAN NO RIBON』と表記されている一方、文庫本では『HIMECHAN NO RIBBON』と表記されている。〕)は、水沢めぐみによる日本の少女漫画、およびこれを原作にしたテレビアニメ、小説、ミュージカル。略称は「姫リボ」(あるいは「姫ちゃん」)。 本作のリメイク漫画『姫ちゃんのリボン カラフル』についても本項で説明する。 == 概要 == 『りぼん』(集英社)において、1990年8月号から1994年1月号まで連載された。単行本は全10巻、文庫本は全6巻。 1992年にテレビアニメ化され、1993年には小説、ミュージカル化された。 他人に変身することが出来る「魔法のリボン」を貸与された「姫ちゃん」こと野々原姫子が主人公の魔法少女作品であるが、主人公の恋や友情、心の成長を描いており、学園漫画、恋愛漫画的な要素もある。男性への変身も含むことからTSFの一種とも解釈できる。 『りぼん』掲載時と単行本では、後半部分が大きく改訂されているのも特徴の一つである〔連載時のキャラクターが単行本化に伴って削除されたり、それに伴う設定や展開の変更など。このことは、単行本7、8巻(文庫本5巻)のコラムにも書かれている。〕。また、原作とアニメ版では中盤からストーリー展開が異なっており、原作では番外編として、3年後の姫子の姿(3年前の姫子が3年後へタイムスリップしてくる側の視点)なども描かれている。 「風立市」(かぜたちし)という街を舞台とする物語であるが、東京都国立市をモデルとしており、国立駅や国立の町並みの描写が見られる作品である。「風立中央公園」という名前で登場する噴水のある公園は昭和記念公園がモデルとなっており、主に作品中に登場する噴水をはじめ、アニメ版の初期オープニングに登場するイチョウの並木道等がある。この作品に登場する風立駅の駅舎は、国立駅の赤い三角屋根の駅舎がモデルになっていた。しかし、この駅舎は、既に解体撤去されており、現存しない。中央線三鷹駅 - 立川駅間の連続立体交差事業に伴い、2006年10月にこの駅舎の供用が停止された。その後解体作業が始まり、2006年12月ごろには姿を消した。なお、この駅舎の主要な部材は、国立市に保管されている。 ファイル:JR Kunitachi station.jpg|JR国立駅旧駅舎 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「姫ちゃんのリボン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hime-chan's Ribbon 」があります。 スポンサード リンク
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